公式サイトから最新版をダウンロードするか,パッケージ品か過去に保存した旧 Ver. です.
前者はダウンロードに時間がかかるぶん,Auto Update の量が少なくて済みます.
後者はサイズの大きいインストーラを落とす必要はなくなりますが,Auto Update が長い.
旧 Ver. は Windows2000 に対応していた頃のものがあれば,【導入編 1-6】の理解がより深まります.
調べてみたところ,パッケージでは 2010/03/26 発売の「エターナルライフ DRAGON SLAYERS 1st」が 2000 / XP / Vista / 7 で Windows2000 対応の最後のようです.次の 2010/11/26「エターナルライフ Extra Kit」からは外されています(実際に動作しないかは不明.情報求む).
パッケージ品を持っている人は,例によって ISO 化しておくと扱いが便利に.
作成には「WinISO」が GUI ベースで使いやすい.無償だと「500MB 以上のファイルが保存できない」制限がありますが,CD からデータを抽出して ISO に書き出すだけなら可能(フォルダやファイルを追加するなど改変して,保存し直すことはできない)
WinISO JP ダウンロードページ(標準版の [無料ダウンロード] ボタンから落とします)
自分が用意できたのは,1) 最新版(Ver. 不明),2) 先代 PC に入れたときに落としてあったVer.2.5,3) アデン UP 時に希望者に公式で無償配布された Ver.2.00J の CD.
結果だけ先に触れておくと,2.00J はインストールはできるものの,さすがに古すぎるのか,Auto Update の接続先が今と違うらしく起動後,すぐ沈黙.2.5 は Windows2000 でもインストールまでは可.最新版は OS の Ver. チェックでエラーが出て,インストールすらできない.
最新版インストーラは,公式トップページから [Game Download] へ移動して入手できます.
推奨および動作環境もここに掲載されているので,仮想 PC を作る前に確認しておく.
リネージュ JP 公式サイト (NC Japan)
では,「VirtualBox」を使って実際に仮想 PC を作成します.
参考サイト「VirtualBox Mania」
◇ 仮想 PC の作成 (VirtualBox) ◇
「VirtualBox」のインストールはデフォルトの設定で特に問題はありません.ひとつだけ注意点,英文でも警告がありますが,完了時に一瞬ネットから切断されます.ほかの作業中の場合は気をつけて下さい.
デスクトップに作成されたショートカットから「VirtualBox」を起動(念のため管理者権限で).
「Oracle VM VirtualBox マネージャー」が開くので,[新規] から仮想 PC 作成 Wizard を開始します.
Wizard に従っていけば,それほど難しくはないはず.注意点だけ挙げておきます.
「メモリーサイズ」(RAM) はリネージュのシステム要件が 256MB+ / 推奨 512MB+.1024MB あたりが妥当?(ビデオメモリー (VRAM) は 64MB / 推奨 128MB+ ですが,設定は作成後になる)
「仮想ハードドライブ」(HDD) は要 5GB+ & インストール作業用に更に 5GB.実際は 2015 年 3 月現在,Lineage フォルダのサイズは 7.2GB 程度,OS などの必須領域も含め 20GB くらいは欲しい.他ゲーム等のアプリを入れたり,動画を撮ったりするなら更に必要.
「ハードドライブのファイルタイプ」は仮想 HD を保存するファイル形式.VMDK にすれば「VMware」,VHD なら「VirtualPC」に転用できる.特に必要なければ,そのままで.
「可変サイズ」と「固定サイズ」が選べますが,可変にすれば,指定した上限を限度にデータが増えるほど,ホストのハードドライブから領域を確保します.つまり,使わないぶんは無駄にならない.固定にすると,作成時に全領域を確保.作成にも若干時間がかかりますが,アクセスが高速になる.
「作成」で仮想ハードドライブが作られ,仮想 PC の完成.
◇ 仮想PCの設定 (VirtualBox) ◇
[設定] から「(仮想 PC 名) - 設定」画面を開きます.
細かい設定は上の参考サイト等を手がかりに各自でお任せするとして,注意点だけ.
[ディスプレイ] - [ビデオ] タブ:「ビデオメモリー」は最大の 128MB に.
VRAM はリネージュ推奨値ぎりぎりの 128MB までしか確保できません.
(これ,メイン RAM からの動的割り当てか固定かどっちなんでしょうね.VMware は動的なんですが)
(註:「Extension Pack」をインストールしないと,有効化自体ができない)
最後に [ストレージ]:「ストレージツリー」の「空」になっているドライブを選択,いちばん右にあるディスクのアイコンで開くメニューから OS のインストール用ドライブをマウントします.インストール CD を使うならメディアを入れた「ホストドライブ」,ISO イメージを使うなら「仮想CD/DVDディスクファイルの選択...」から用意した ISO ファイルを指定.「OK」で設定を終了します.
[起動] で仮想 PC がブートし,OS のインストールが始まります...
OS のインストール & 初期設定が終了したら,OS ディスクを外しておきます.
物理ディスクならホストの光学ドライブから「取り出し」,ISO なら仮想 PC ウィンドウのメニューバーから [デバイス] - [CD/DVD デバイス] - [仮想ドライブからディスクを除去] でアンマウント(エクスプローラー上で該当ドライブからディスクの「取り出し」でも OK).
続いて「Guest Additions」をインストールします.
「Guest Additions」には VirtualBox 仮想 PC のグラフィック能力の強化などが含まれ,Windows2000 が一軍選手だった頃にはなかったような高解像度ディスプレイが利用可能になったり,マウスの動きが滑らかになったりします.
[デバイス] - [Guest Additions のCDイメージを挿入...] して,起動した Wizard に従ってインストール(Microsoft デジタル署名が無い旨の警告が出ますが,「はい」で続行).終了したら,アンマウントするのも忘れずに.
これで仮想 PC のウィンドウフレームをドラッグしてリサイズ可能に.作業しやすいように,大きく拡げてから Lineage のインストール準備へと進みます...
ゲスト OS が XP 以降の人はこれで完了です,お疲れ様でした.
あとは「HotFix 専用インストーラ」を用意した人はそれを使って,そうでない人は Windows Update を利用して Service Pack やら更新プログラムやらを入れたあと,Lineageを インストールします.
窓化と文字表示の不具合は解消されるはずです(たぶん).Vista / 7 の人は Google IME を入れることもお忘れなく.
Windows2000 の人はむしろここからが本題だったり?
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