リネのマルチアカウント用に使っている仮想 PC の Windows 10 Enterprise Technical Preview の評価期間 90 日が終了.
slmgr コマンドで[ライセンス認証の猶予期間を延長]すれば,あと 180 日は使える.
が,その前にひとつ試してみたいことがあった.
「Insider Preview ビルドにしたら,評価版から正式版に格上げされないかなー」
Insider Program は Windows の開発中の最新技術を先行体験できるプログラム.
開発中故に不具合の可能性もあり,プログラム終了時点で OS の再インストールが必要になる場合もあるとのことでメイン PC での参加は避けたほうがいい.
Windows に Microsoft アカウントでログインしているならば,登録は簡単.
「設定」アプリ (Win + I) を開いて,[更新とセキュリティ]-[Windows Insider Program]から「Insider Preview ビルドの受け取り」を[開始する].
結果的に,参加しても Technical Preview 版の評価期間に変化はなかったが.
想定外の副産物が得られた.
slmgr /rearm で期間延長させたついでに,Windows Update の更新を確認してみた.
するとやけに容量の大きそうな更新「KB3216755」が始まった.
AU の前例があるので,「また大規模アップデートか?」.不安になって検索.
以下のことが判明した.
- 機能の追加,不具合の改善,パフォーマンスの向上のみで新機能の実装は含まれていない.
- Insider Preview 向けに先行公開されていて,プログラムに参加している PC であれば Windows Update で適用できる.
- 2017/01/28 に正式リリースされたが,現段階では Update Catalog のみでの配布.
- Insider Program 不参加の PC では,Windows Update による自動更新ではまだ適用されない.
Windows Update がまだ対応していないのは AU 同様,アクセスの集中を避けたかったのだろう.
放っておいてもいずれ Windows Update で自然と適用されるだろうが,現状何かの不具合に悩まされているようであれば,カタログからダウンロードして手動で入れてみましょう.
参考記事:
[Microsoft、Windows 10 Version 1607用の累積アップデートKB3216755 - Update Catalogのみで独占公開](ソフトアンテナブログ)
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